この度、株式会社アバンティ様と共同で、再生木綿と再生紙のトルソーを開発いたしました。アバンティ様は、オーガニックコットンブランド「プリスティン」展開され、オーガニックコットン商品の生産過程で出る残糸や残布の再利用、使用済み商品の回収、再生を行う「リコットンプロジェクト」を推進し、再生木綿紙も生産されています。
今回開発したトルソーは、オーガニックコットンの循環型の仕組みの一環で、再生木綿20%、再生紙80%を原料とし、従来の弊社の紙トルソーの製作技術を活かして、トルソーを開発しました。本製品は、生分解性の高い素材であるとともに、使用後も再度トルソーに再生することもでき、カーボンニュートラルの環境に優しい製品となります。
今後は、再生木綿の割合を50%まで高める技術開発を進め、循環型社会の仕組みづくりに貢献していく予定です。
なお、この開発内容は、繊研新聞(2021/9/28 一面)にも掲載されていますので、是非、ご覧ください。